2PMオク・テギョンが木村拓哉主演映画『グランメゾン・パリ』で日本映画初出演!場面写真も到着
2019年に放送され人気を博した木村拓哉主演のドラマ「グランメゾン東京」を映画化した『グランメゾン・パリ』が2024年冬に公開される。このたび新キャストとして、韓国のアイドルグループ2PMのオク・テギョンの出演が決定した。 【写真を見る】『ハンサン ―龍の出現―』では、精悍な姿を見せたオク・テギョン 木村が演じるのは、料理に人生をかけるフランス料理のシェフ尾花夏樹。ところが尾花は、己の慢心が招いた重大事件によって、パリで二つ星を獲得した店と仲間をすべて失ってしまう。そんなどん底まで転落した尾花が、鈴木京香演じる女性シェフ早見倫子と出会い、もう一度シェフとして生き直そうと、周囲と衝突しながらも日本で三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げるべく奮闘していく。 放送当時から話題を呼び、続編を望む声が多く寄せられた「グランメゾン東京」。今年1月に公式サイトや公式SNSで「グランメゾン・プロジェクト始動」という言葉のみが明かされ、再始動に歓喜の声が上がるなか、3月に、「グランメゾン東京」が三つ星を獲得した後を描くスペシャルドラマの放送が解禁された。そして先日、フランスのパリを舞台に三つ星に挑む映画『グランメゾン・パリ』の公開が解禁されると、待望の映画版と世界を舞台に挑戦する物語に大きな注目が集められた。 尾花役の木村、尾花を支える右腕のシェフ倫子役の鈴木をはじめ、沢村一樹(ホール責任者/京野陸太郎役)、及川光博(シェフ/相沢瓶人役)、玉森裕太(シェフ/平古祥平役)、寛一郎(部門シェフ/芹田公一役)、吉谷彩子(パティシエ/松井萌絵役)、中村アン(ホールスタッフ&ソムリエール/久住栞奈役)、冨永愛(フードインフルエンサー/リンダ・真知子・リシャール役)といった連続ドラマから出演しているキャスト陣も再集結するほか、塚原あゆ子監督と脚本、黒岩勉のタッグも続投。丁寧な演出と豊かな表現力で、多くの視聴者の心を鷲づかみにしたキャストやスタッフ陣が紡ぐ、新たな「グランメゾン」の姿に期待が高まる。 本映画で料理監修を手がけるのは、2020年、実際にアジア人初となるフランスの三つ星を獲得した「Restaurant KEI」の小林圭シェフ。異国のシェフが個人店で三つ星を獲ることは奇跡と言っても過言ではなく、5年経ったいまでも、ミシュランガイド・フランスでのアジア人店舗での三つ星獲得は「Restaurant KEI」の1店舗のみである。本作の撮影で木村は、そんな小林シェフに敬意を込め、自身も金髪にするなど、強い想いをもって撮影に臨んだ。 解禁された新キャストは、グランメゾン・パリでデザートを担当するパティシエ、リック・ユアン役を演じるテギョンだ。アイドルグループ2PMとして歌とダンスで韓国、日本を魅了し、アジアから世界に活躍の場を広げている。ソロアーティストとして日本で単独ファンミーティングも開催するほど大活躍の彼が、本作で日本映画に初出演する。 彼はアーティスト活動だけではなく、「シンデレラのお姉さん」で本格的に俳優活動を開始すると、映画『結婚前夜~マリッジブルー~』(13)、『時間回廊の殺人』(17)、ドラマ「御史とジョイ」、「ハートビート」などジャンルを問わず多彩な役柄が注目を集め、Netflixのグローバルランキングで上位も記録した「ヴィンチェンツォ」では、初の悪役を演じたことも話題となった。 本作では、パリで自分の店を持てるほどの腕を持つグランメゾン・パリのパティシエ、リック・ユアン役に扮する。韓国系カナダ人で、パリの店から尾花が引き抜いたというユアン役では、母国語の韓国語に加え、日本語とフランス語の3言語を話す難しい役どころに挑戦している。 料理に対する情熱さゆえ、時に木村演じる尾花と衝突することもあるユアン。異国の地で認めてもらうことの難しさを知っているからこそ、尾花とともにグランメゾン・パリで三つ星を目指すことにも強い想いがある。韓国を代表するトップスターのテギョンと、日本が誇るトップスターの木村による初共演にぜひ注目して。 ■<キャストコメント> ●オク・テギョン(リック・ユアン役) 「撮影が終わって寂しいですが、日本とパリでたくさんの思い出を作ることができて嬉しかったです。始まる前は長い撮影期間になるかと思っていましたが、終わってみると短かったなと思います。パリではゆっくり過ごす時間もあり、共演者の方と食事に出かけるなど、楽しい時間を過ごすことができました。モンマルトルやエッフェル塔など、パリを歩いて回っていると、共演者やスタッフの方達が働いている中、僕はこんなにもパリを満喫していて大丈夫なのか?と不安にもなりましたが笑、とても幸せでした! 今回の映画で料理監修をしてくださった小林圭さんのお店にも行きましたが、本当に驚くほど美味しかったです。映画の中でもサーブするシーンがありますが、実際に目の前で見ることができ嬉しかったです。いろんな国から集まった俳優、スタッフと一緒に作品を作っていく中で、夢を目指すことは国を超えても同じことだなと感じました。同じ目的に向かってともに目指すことを、この作品のストーリーでも表現できたと思います。皆さんにも、キャラクターたちの夢を目指す姿を観て、漫画みたいな『目指せばできる!』という勇気を受け取っていただけたら良いなと思います」 文/山崎伸子