【安易な庭植えは後悔するかも】植えてはいけない常緑グランドカバー?「ぐんぐん育ち過ぎる植物」4選
暑さが本格的になってきました。ギラギラ照りつける陽射しの強さに、戸外での土いじりは控えよう……、と思う方も多いでしょう。確かにこの暑さ。無防備に外に出てしまうと熱中症の危険性もあります。草むしりなども最低限で済ませたいところ。 ◆【写真5枚】アイビーなど「植えてはいけない常緑グランドカバー?」ぐんぐん育ち過ぎる多年草 とはいえ、せっかくのお庭をほったらかしにして荒れ放題になるのは避けたいですよね。それならば、と雑草対策にグランドカバーを植えようと考えるかもしれません。 でもちょっと待って! グランドカバーとして利用されている植物の中には、とにかくぐんぐん育つものも少なくないのです。「手間をかけなくても丈夫に育ってくれるならありがたい」と思うかもしれませんが、あまりに生育旺盛で後悔することになりかねません。 気づいたときには後の祭りにならないように、この記事では繁殖力が強いグランドカバーを参考価格などの情報とともに紹介しておきます。 植える前にその性質を知り、管理ができるかしっかり知っておきましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「ぐんぐん育ちすぎる植物」
・アイビー(ヘデラ) ・ツルニチニチソウ ・ワイヤープランツ ・ヒメイワダレソウ(リッピア) 次でひとつひとつ解説していきます。雑草対策でお庭にグランドカバーをとりいれる際の参考にしてくださいね。
植えてはいけない常緑グランドカバー?「ぐんぐん育ち過ぎる植物」その1
●観葉植物の超定番! 誰もが見たことがあるはず「アイビー(ヘデラ)」 園芸品種がバラエティ豊かなアイビー。葉の色は濃いグリーンや明るいグリーンのほか、イエローやホワイトの美しい斑が入ったものなど、たくさんの品種があります。 つる植物の特性や美しい葉の色や形を活かし、壁面緑化に利用されているのを目にしたことがあるかもしれません。 初心者でも育てやすいので、自分の家のお庭もそんなふうにオシャレにしたい! と思うその気持ち、よーくわかります。 でも、このアイビーは気根という付着根が張りついて成長するという厄介な性質があるのです。ひとたび外壁などに這わせてしまうと、思いのほか育ってしまったからといって葉をはがしてもその痕が残ってしまいます。 また、伐採しても茎からどんどん再生するので一度植えると手に負えなくなりがちです。 ※参考価格:250~800円前後(3~3.5号ポット苗)