民進党蓮舫代表が定例会見(全文1)台湾籍は持ってないと伝える準備がある
民進党の蓮舫代表は13日の定例会見で、自らの「二重国籍」問題に関して、18日に記者会見すると発表した。 【中継録画】民進党・蓮舫代表が定例会見 加計学園や二重国籍問題は 戸籍に関する公表は「個人のプライバシーに属するもの。差別主義者に言われて公開することは絶対あってはならない」と言明した。その上で、自らは野党第一党の代表で公人であることから「極めてレアケース」だと前置きし、戸籍そのものではないが「すでに台湾の籍を有していないことが分かる部分をお伝えする準備がある」と述べた。
蓮舫代表からの発言
司会:はい。それではご苦労さまでございます。それでは定例の代表会見を始めさせていただきたいと思いますが、1点、冒頭におわびをしたいと思いますが、あとの日程の関係がありまして、今日は35分までとさせてください。そこで1つよろしくどうぞお願いいたしします。それでは冒頭、代表のほうから発言をさせていただきます。 蓮舫:はい。お疲れさまでございます。まず九州北部豪雨による犠牲者ですが、これまでに確認されただけで29人となりました。亡くなられた方々に心からご冥福をお祈りしたいと思います。また連絡がいまだに取れない方が20名程度おられるとも報じられています。引き続き、救命、救助に全力を挙げていただきたいと思います。きのうで発生から1週間を経過しました。報道等、映像、あるいは写真で拝見する限り、いまだに現場では土砂、流木が山積みになっている大変な状況が引き続きそのまま放置されているという状況でございます。 こうした中できのう、安倍総理が現地を視察されました。激甚災害の早期指定の方針を示されました。このことに対してはぜひ安全の確保に向けて、より一歩、力強い対策を講じていただきたいと、私たちもできうる限りの協力をしたいと思っております。 民進党としては発生直後に現地県連に情報収集を指示、党本部に対策本部を立ち上げるなどをしまして、細やかな対応は取ってまいりました。で、さらに必要な対策などを確認するため、あさって5日、私自身が現地に入って、現地の様子を実際に見させていただき、被災された方たちの声を聞かせていただき、何をしなければいけないかということも、確認をしていきたいと思っています。 きのう、7月12日。野党が臨時国会の開催を憲法に基づいて政府に要求を行ってから20日がたちました。自民党の憲法草案では、そうした憲法による要請があった日から20日以内に内閣は臨時国会を開かなければならないとされておりましたので、なぜ改憲を自ら強く主張する総理が、こうした自民党の憲法草案を、改憲草案を守らないのかが、強く抗議をさせていただきたいと思います。 もちろん加計、森友の問題だけではなくて、この九州北部の災害の問題。あるいは日欧EPAについても、政府が情報を積極的に公開しないという問題もありますので、1日も早く臨時国会を開いていただいて、多方面で山積している政治課題、しっかりと国会で議論をさせていただきたいと、引き続き山井国対委員長を通じて、自民党の竹下国対委員長には求め続けているところであります。積極的な前向きなお答えがないというのは非常に遺憾だということは、私からも表明をしておきたいと思います。 それともう1点。今日、報道で教育大・教育学部を統合する、文科省がそれを検討しているという報道がございました。獣医学部の新設は全国展開をしてどんどん広げていく一方で、少子化を踏まえて教育学部は整理、統合することが政府の方針だとすれば、こんなに相矛盾することはないと思っていますので、こうした部分もしっかりと国会も開いて政府からご説明をいただきたいと思っています。私からは以上です。 司会:はい。代表からは以上でございます。それではご質問のある方。はい。ちょっとフライングですけど、どうぞ。