初の監督、それもアーセナル!アルテタが就任当初を回想「怯えていた。シーズン真っ只中、何の準備もない」「驚くべき大仕事を任された」
8位→8位→5位→2位→2位。次は?
ミケル・アルテタ監督がアーセナルを率いて丸5年が経過した今、就任当初に抱えていた思いを明かした。英公共放送『BBC』やクラブ公式サイトが発言を伝えている。 【画像】まさにスタジアムの華!現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! 現在42歳のスペイン人指揮官は、2019年12月に成績不振で解任されたウナイ・エメリ(現アストン・ビラ)の後任として、かつてプレーした古巣に立場を変えて復帰した。 それまではマンチェスター・シティで、同胞のジョゼップ・グアルディオラのもとコーチを務めており、監督就任は自身初、それもビッグクラブなだけに、不安が大きかったようだ。 「誰も失望させたくなかったし、自分にはそれができると確認したかったんだ。多分、怯えていたと思う。最高のレベルで指揮した経験はなかったし、シーズンの真っ只中で、何の準備もなく、コーチングスタッフもいない状態で、この驚くべき大仕事を任されたわけだからね」 また、「厳しい制約の中で始まった初日から現在に至るまで、どのようにメンタリティが変化したか」と問われると、アルテタ監督は「当初、私は戦術的な側面にとてもとても執着していた。着任して2、3か月経った頃、戦術がないと気付いたんだ」と切り出し、こう振り返った。 「コロナ禍で家にいたので、通常とは異なる方法でクラブと選手をマネジメントしなければならなかった。感情とフィジカルの部分がとても重要だったね。 チームは常にいくつかの条件を設定していると思うが、それは瞬間や個々のプレー、あるいはチーム全体の勢いに応じて変化するものだ。監督はそのような出来事に適応し、可能な限り彼らを助けるために優先順位をつけられなければならない」 現体制が発足して以降、プレミアリーグでの順位は8位→8位→5位→2位→2位と年々アップ。さらに順位を上げるとすれば、それはもう優勝しかない。 アルテタ監督は「(この5年間は)本当に楽しかったし、あっという間だった。今のポジションにいられて本当に感謝している。そして、私には学ぶべき点、改善すべき点がたくさんあり、ベストにはまだ到達していない」と6年目の覚悟を示した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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