藤浪晋太郎、メジャーとの契約に弾みつける好投 敗戦投手も…課題克服の5回無四球
プエルトリコのWLで5回6K無四球1失点
メッツからFAとなり、プエルトリコのウインターリーグに参加しているカロリーナの藤浪晋太郎投手が、14日(日本時間15日)のマヤグエス戦に先発。5回を投げ2安打6奪三振1失点と好投した。黒星を喫したものの無四球投球を演じた。 【映像】大きく外れる変化球に監督“怒り”…強制降板となった藤浪晋太郎 藤浪は61球を投げ、許した失点はソロ本塁打による1点のみ。打者17人に対して四球を与えなかった。打線の援護なく敗戦投手となったが、無四球投球は大きな収穫だろう。 これでウインターリーグの成績は6登板で0勝1敗、防御率3.05。20回2/3を投げて24奪三振、11四球となった。 藤浪はメジャー2年目の今季、2月に年俸325万ドル(約5億円)プラス出来高でメッツと契約。しかし、春季キャンプでは5登板で0勝1敗2ホールド、防御率12.27に終わりマイナー降格。怪我もあり、メジャーでは登板なしに終わった。 代理人のスコット・ボラス氏は11日(日本時間12日)、ウインターミーティングで取材に応じ、日本球界復帰の可能性を否定。「米国で多くのチームが興味を持っている」と明かした。今後の動向が注目される中での好投だった。
Full-Count編集部