除雪機の下敷きになり肋骨と骨盤を骨折 昨年より10日早い『除雪作業事故防止注意情報 第1号』を発表 新潟県
新潟県は、今シーズン第1号となる『新潟県除雪作業事故防止注意情報』を9日に発表しました。昨年より10日早い発表だということです。 【写真を見る】除雪機の下敷きになり肋骨と骨盤を骨折 昨年より10日早い『除雪作業事故防止注意情報 第1号』を発表 新潟県 9日までに県内では今年度、除雪作業中に2人がけがをしています。 上越市では7日に、80代男性が除雪中に転倒して除雪機の下敷きになり、肋骨と骨盤を骨折する重傷です。そのほか妙高市でも1人が軽傷を負っています。 今年度初めてとなる除雪作業中の負傷事故が発生したことから新潟県では『除雪作業事故防止注意情報』を出して注意を呼び掛けています。 新潟県によりますと、昨年度は19日に第1号を発表しているということです。 新潟地方気象台では、11日頃から北陸地方では“冬型の気圧配置”が強まりやすく、降雪量がこの時期としてはかなり多くなる可能性もあるとしています。 急激な降雪があった際には除雪中の作業事故が特に多発することから、新潟県では除雪作業を行う場合には、休息を取りながら無理をせず、地域で助け合って除雪作業を行うように呼び掛けています。 ■<除雪作業時の注意点> 〇除雪機に詰まった雪の除去は、必ずエンジンを止めてから! 〇2人以上で作業。やむを得ず1人の場合は、家族や隣近所に声掛けを! 〇作業前には、流雪溝や水路等の危険箇所の確認を! 〇はしごはしっかり固定し、昇降時は特に注意! 〇高所作業中は足を滑らせないよう注意。命綱・ヘルメット等の安全対策を! 〇軒下での作業は、屋根からの落雪に注意! 〇無理をせず、こまめに休憩を!
新潟放送