JAグループ「国消国産の日」和歌山駅前で街頭宣伝
10月16日はJAグループが制定した「国消国産の日」です。この日、和歌山市のJR和歌山駅前では、JAグループ和歌山の役員や職員らが、啓発チラシやグッズを通行人に配って、農業への応援を呼びかけました。 JAグループによりますと「国消国産」とは「国民が必要として消費する食料は、できるだけその国で生産する」という考え方で、JA全中が国連の「世界食糧デー」に合わせて10月16日を「国消国産の日」と制定し、国内での農作物の生産を高めて、国民への食料の安定供給を呼びかける啓発活動を全国で展開しています。 和歌山駅前で行われた街頭宣伝活動には、JA和歌山中央会の坂東紀好会長らが参加し、チラシやポケットティッシュ、ボールペン、それに、県内産の早生みかんなどの入った啓発グッズを通行人に配って農業への応援を呼びかけました。 坂東会長は「日本の食料の6割は外国に頼っている現状を消費者の皆さんに知ってもらいたい。不確実性の高い時代だからこそ、日本国民が食べるものは国内で生産することが大事だ」と話しています。 またJAグループでは、毎年10月と11月を「国消国産月間」と定めていて、県内8つのJAによるJAグループ和歌山でも関連のキャンペーンを展開しています。