「グリ下の帝王」と呼ばれた男に懲役７年の判決です。 　判決によりますと「グリ下の帝王」と呼ばれていた浦野那生被告（３１）は去年１１月、薬物の過剰摂取＝オーバードーズの習慣があり、向精神薬を欲していた東京に住む当時１４歳の少女をインスタグラムで誘い、ミナミのいわゆる「グリ下」で合流。自宅に連れ込んで寝泊まりさせたほか、今年１月、「グリ下」に出入りしていた少女（当時１４歳または１５歳）計３人と性的関係を持ちました。自宅に連れ込まれた少女はそこで実際にオーバードーズを繰り返したといいます。 　１１月７日の判決で大阪地裁は「被害者が思慮浅薄であることにつけこんだ誘拐の方法は悪質。性欲の趣くままに犯行を重ね外形的に被害者らの同意があったことも責任を軽くはしない」として浦野被告に懲役７年を言い渡しました。