村上茉愛さん「団体メダルを」 新強化本部長が抱負―体操
体操女子の強化指定選手が17日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで報道陣に合宿を公開した。 器具を使った練習を中心に、4時間ほど精力的に体を動かした。日本体操協会強化本部長に先月就任した2021年東京五輪種目別ゆか銅メダリストの村上茉愛さんは、「選手同士が刺激し合い、意識を高め合ってできた。五輪で団体メダルを取るため、走り続けていきたい」と抱負を話した。 村上さんは史上最年少の28歳で強化本部長となった。身ぶりを交えて跳躍技を指導する場面が多く、笑顔も印象的だった。五輪の団体メダルは、自身が達成できなかった目標でもある。「最後まで諦めないことが大事。選手の背中を押してあげるような声掛けをしていきたい」と、指導方針を語った。