橋下徹氏 松本人志〝会見なし〟に一定理解「あとは世の中の空気次第」
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏27日、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演。今後の活動などについて語ったダウンタウン・松本人志についてコメントした。 松本は25日に配信されたインタビュー記事で、芸能記者の中西正男氏の取材に回答した。1月に女性問題を報じた週刊文春の発行元である文芸春秋らを相手取って東京地裁に提訴し、芸能活動を休止して以来の〝生の声〟とあって大きな話題を呼んでいる。 その中で松本は会見をしない理由について「文春側と話し合いで決着がついたことなので、僕一人が公の場で話すわけにはいかないし、こちらが話せる領域は決まっている。となると、結局聞く側も、こちらも、お互いにフラストレーションばかりがたまる場になるんじゃないか」と説明した。 これについて橋下氏は「スポンサーを背景とする仕事につくのであれば、僕は会見は必要になると思いますね」と指摘。同氏はかねて会見の必要性を訴えており「スポンサーは商品を売るためにCM料を出すわけですから、消費者がどのように感じるのかというところが、スポンサー企業は一番重視してます。なので、会見をして、ちゃんと視聴者の方に事実と事実でない所を伝えるというのが、スポンサーは気にしてると思う」とその理由を語った。 しかし松本は独自のプラットフォーム「ダウンタウンチャンネル(仮)」で活動再開する意向を表明しており、橋下氏は「スポンサーを背景とする仕事じゃないところからスタートするというのであれば、別にスポンサーの意向なんて気にする必要ない。それをスポンサーがじっと見ていて、あとは世の中の空気次第だと思います。商品が売れるかどうかというところで」と一定の理解を示した。 さらに「通信と放送を融合しなければいけないというのが、日本の課題。かれこれ10年、20年ずっと言われてきたわけですよ」とし、「いわゆるエンタメの分野においても、松本さんが通信、ネットの方で番組を立ち上げられて、地上波と切磋琢磨するというのはすごいいいことじゃないかと思う」と評価した。 一方で「ただ僕が残念なのは、松本さんが裁判終わるときのコメントに出したように、女性に対する謝罪というのものを最初の段階でしっかりやった上で自分の言いたいこと、認めること認めないことっていうのをしっかり言えば、こういうふうになってなかったと思うんですけどもね」と私見を述べていた。
東スポWEB