大石神社の「大石桜」満開 京都市山科区 大石内蔵助ゆかり
京都市山科区の大石神社で、ご神木のシダレザクラ「大石桜」が満開となり、参拝者の目を楽しませています。「赤穂浪士」ゆかりの山科は、1702年、東京・両国の吉良邸を襲撃した大石内蔵助が討ち入りを決意するまでの期間を過ごした地と言われていて、大石神社は内蔵助を称えるために建てられました。境内にはソメイヨシノも植えられていますが、ひと足早く、鳥居横の樹齢およそ100年のシダレザクラ「大石桜」が満開を迎えました。「山科区民誇りの木」に指定されている大石桜は、高さが9.5mあり、大きく広がり地面近くまで垂れ下がった枝に薄紅色の花が咲き誇っています。参拝者は目の高さで楽しめる花を写真におさめ、神社で飼育されているファラベラミニホースの花子も春の訪れを楽しんでいる様子でした。大石神社によりますと、大石桜はあと2~3日、ソメイヨシノは4月6~7日の週末ごろまで楽しめそうだということです。