「赤ちゃんでM-1優勝したい」ネコニスズ「おもしろ荘」優勝でブレイク間近!2人が明かした「手応え」と「野望」
大爆発した準々決勝のネタは、かなり前から準備していたようだが……。 舘野「結構前からネタは決まってましたね。このネタは準々決勝でやろうみたいな。ちょっと変な話、赤ちゃんっぽくないですけど、戦略がはまったって」 ヤマゲン「でも戦略家とは思わないで下さい、マジで。12年間で初めて、舘野が考えたことがハマっただけで、あと全部外してます。僕はまだ信じてません。ここから策士みたいな顔をされるかもしれないという恐れが……」 舘野「さくちゃん(笑)」 ヤマゲン「いやいや、さくちゃんじゃなくて。でもあれ以降、やっぱ俺の意見あんま聞かんからな。準決勝行く想定でネタ選びについて話し合ったときに、僕は準々決勝のネタをブラッシュアップしてやりたかった。でも(舘野が)『違うネタをやる』って決めて。『いや、俺はこれをやりたいから1回ちゃんと話し合おう』って言ったらめちゃくちゃ怒ってた」 ――舘野さんとしては「言うこと聞け」という感じだった? 舘野「(赤ちゃんで)うんっ!」 ヤマゲン「ダメダメ! んなコンビじゃないんだもん。結構話して決める方なんで、割といつもはやりたいネタが合うんですよ。今回合わなかっただけですけど。まぁどっちも良さはあるんで。 でも、手応えはすごいありますね。準決勝も『いった!』と思いましたしね(笑)悔しいですけどね」 ――準決勝進出を逃したときはどんなお気持ちでしたか? 舘野「なんか悔しいより嬉しいが大きかった」 ヤマゲン「え? 落ちた時やで?」 舘野「(嬉しく感じたのは)数日経ってからです。最初は『うわっ何でだろう』って思いましたね。『何がダメだったんだろう』っていう」 ヤマゲン「漫才が終わって袖にはけた時に、僕らのネタを結構芸人たちが見ていてくれたんですよ。そんなこと今までなかったんで。その中にオズワルドの伊藤もいて、『どうやった?』って聞いたら『100%行ったっす』って完全に言ったんで。決勝に何回も行ってる奴がそんなん言うぐらいやから、『はい確定!』とか思って、僕は家でご馳走を用意してたんですよ。友達を招いて準決勝進出者の発表を一緒に見てたんですけど、地獄みたいな空気になりましたね」