【速報】四国中央市で豚熱の感染確認【愛媛】
愛媛県内の養豚場で1日、家畜伝染病の「豚熱」の感染が確認されました。 豚熱はブタやイノシシがかかる熱性伝染病で、感染力の強さと致死率の高さが特徴です。 ただ、人への感染が報告されたことはありません。 豚熱の感染が確認されたのは、四国中央市にある約60頭を飼育する養豚場で、先月31日に「死亡頭数が増加している」などと県に連絡があり、その後の遺伝子検査などを経て感染が判明しました。 県は中村知事を本部長とする対策本部などを設置し、今後殺処分や農場の消毒などの対応をとるとしています。 なお、愛媛では豚熱ワクチンの接種を行っているため、発生に伴う移動・搬出制限区域の設定は行わないということです。 なお、豚熱への感染が県内の養豚場で確認されるのは、2020年に感染症名が「豚コレラ」から変更されて以降、初めてとなります。