京都「ブラック・ジャック展」のピノコグッズが若年層に人気、モデルは誰?
ピノコは、作中でブラック・ジャックの精神的支えであり、彼が困難に直面した時には、明るく励ます存在だ。展示映像のなかで、るみ子さんが「私も実際に(父・手塚治虫にとっての)ピノコの立ち位置までなりたかった」と語る姿がとても印象深い。 同展担当の三宅礼夏学芸員は、「会場内でじっくりと生原稿の一部を読み込むためか、全巻読みたくなるようで、25巻セットの売れ行きが良いです」と語る。ほかにも、限定トランプや限定コーヒーが世代を問わず人気があるそう。 連載50周年記念『手塚治虫 ブラック・ジャック展』は、「美術館「えき」KYOTO」にて10月6日までの開催。料金は一般1100円ほか。 ※「手塚治虫」の「塚」は旧字体 取材・文・写真/いずみゆか