日本金属、板橋工場に太陽光発電導入。オフサイトPPAで
日本金属(社長・下川康志氏)は、5月から板橋工場(東京都板橋区)にオフサイトPPA(遠隔地に設置された発電設備から電力を購入する)スキームを活用した太陽光発電を導入する。25年4月からはこのスキームで賄えない他の電力を再エネ由来の非化石証書使用電力に切り換えることにより、板橋工場の全ての購入電力を実質CO2フリー化する。一連の取り組みにより、日本金属は年約6500トンのCO2排出量削減を実現する。 東京ガス、東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES)、SMFLみらいパートナーズと合意した。SMFL社が発電事業者として栃木県宇都宮市に太陽光発電設備(約761キロワット)を設置。東京ガスは発電される電力と非化石証書を調達し、販売代理店であるTGESを通じて5月から日本金属・板橋工場に電力を供給する。 25年4月以降、TGESは他電源由来の電力についても、再エネ由来の非化石証書を付与した実質再エネ電力を板橋工場に供給する。