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エヌビディア株にはさらに上がる余地が大いにあるとダン・ナイルズは述べている。 ナイルズはエヌビディアをドットコム・バブルのピーク以前のシスコに例えた。 エヌビディアの株価は今後数年で倍増する可能性があるとナイルズは予測した。 エヌビディア（Nvidia）株は、8月の決算報告以降下落しているが、上昇はまだ終わりそうにない。 ナイルズ・インベストメント・マネジメント（Niles Investment Management）の創業者でポートフォリオ・マネージャーのダン・ナイルズ（Dan Niles）はそう述べている。ナイルズはまだ、AI（人工知能）の巨人である同社の近い将来について楽観的だ。 それは企業らがまだ、AIに大金を払うつもりがあるからだ。そしてエヌビディアは、過去のITバブル時に急騰した別の企業と同じパターンを辿っているように見えるとナイルズは最近のCNBCのインタビューで語った。 「お金を出す余地が、まだ大いにあると私は思っている」とAIについてナイルズは述べた。 「私が言っているのは、短期的には、どうしても通らなければならない段階はあるということだ。今後数年で、エヌビディアの収益は現在の倍になり、株価も倍増する可能性があると確信している」 シスコ（Cisco）は90年代後半にインターネット・バブルを席巻した。ピーク時は収益が1994年の約15倍、株式はその年から2000年にかけて約4000％上昇した。それがドットコム・バブルの崩壊で急落、株式もピークから約85％の急落となった。 一方のエヌビディア株は、過去6年で1500％上昇している。これは同社の株式が、この先に下がる前にまだ上がる可能性があることを意味するとナイルズは言う。 「私は2001年、2002年を生き抜いた。こうしたことが思っている以上に長く続くこともある」とナイルズは付け加えた。