福知山市長選挙、候補者はどんな人?
■大橋一夫候補 昔と同じように、まちを歩き声を聞く
コロナ禍で始まった市長2期目。誰もが不安を抱える中、市民や地域経済を守ろうと、積極的な施策の展開を進めて奮闘してきた。今年で70歳を迎えたが、市民を思う気持ちは少しも衰えない。 財政再建を進めた1期目は、自身や市と市民とのコミュニケーションに課題を感じた。2期目は、地域を歩いて市民と話す事業に取り組んでおり、すでに旧3町の自治会は全て歩いた。「昔と同じように、体もしっかりとして歩けています」。 市政に思いを込めようと、施政方針や庁内で使う書類作り、予算概要書の手直しを自ら行うなど神経を注ぐが、家庭では一言の多さが災いすることも。「嫁さんにへそを曲げられ、アイロンがけを自分でする羽目になって…」と頭をかく。 地域の人が、色々なことを素直に話してくれる時、子どもたちが頑張る姿を見た時、うれしさを感じる。好物の揚げ物を頬張って体力を養いつつ、市民と課題を共有し、将来を一緒に思い描きたい。