今夏も積極補強のチェルシー、構想外の選手はトップチームの参加を禁止に 現在は3選手がアカデミーとトレーニング
今夏も積極的補強を続けるチェルシーは、すでに8人の選手を獲得している。さらにはウルブスのポルトガル代表WGペドロ・ネトやスペイン人FWサム・オモロディオンの加入も秒読み段階と報道されている状況だ。 【動画|チェルシー vs クラブ・アメリカ】プレシーズンマッチ 試合ハイライト 多くの加入選手がいる中で、イアン・マートセンがアストンヴィラへ完全移籍し、チアゴ・シウヴァが契約満了をもってチームを退団するなど、チームを旅立つ選手もいる。しかし構想外のトレヴォー・チャロバー、ケパ・アリサバレガ、ロメル・ルカク、アルマンド・ブロヤの移籍先は決まっておらず、人員整理が今後の課題となっている。 そんな中、イギリス『Telegraph』によるとアカデミー出身のチャロバーは、トップチームの練習参加を禁じられることになったようだ。チャロバーはプレシーズンのアメリカ遠征のメンバーからも外れていたが、今後はアカデミーの施設でトレーニングするように伝えられたという。 またルカクやブロヤも、現在はU-21のチームでトレーニングに励んでいるようで、同メディアは「構想外となっている選手に対して、誤った(残留の)希望を与えるのではなく、移籍に集中させるためにトップチームから遠ざけた環境に置いている」と見解を示している。 トッド・ベーリー氏のオーナー就任後の2022年11月に長期の契約延長をしているチャロバーは、2028年6月まで契約を残している状況だ。チェルシーはチャロバーの移籍金として2500万ポンド(約46億円)を求めており、現段階ではアストンヴィラやクリスタルパレスが同選手の獲得に興味を示していると報じられている。 チャロバーと同様に2028年6月まで契約を結んでいるブロヤは、イギリス『Daily Mail』によると、ウルブスやエヴァートンが獲得を検討しているようだ。そしてルカクに関しては、ナポリ移籍が濃厚と伝えられているものの、ヴィクター・オシムヘンの売却先が決まっておらず、その交渉は停滞している。
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