台風21号の進路予想と雲の様子(29日(火)午後3時)

　大型で強い台風21号は、31日（木）は沖縄の南を非常に強い勢力で北西へ進む見込み。沖縄は30日（水）～11月1日（金）ごろは、非常に強い風が吹き、大しけとなる所がある見通し。沖縄では、高波に厳重に警戒すると共に、暴風に警戒が必要だ。

台風21号の進路と勢力の予想

　大型で強い台風21号は、29日（火）午後3時にはフィリピンの東にあって、1時間におよそ10キロの速さで西へ進んでいる。中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。台風は発達しながら30日（水）にかけてフィリピンの東を北西へ進み、31日（木）は沖縄の南を非常に強い勢力で北西へ進む見込みだ。

［波の予想］

31日(木)正午の波の高さ

　沖縄は30日（水）は大しけとなり、31日（木）は猛烈なしけとなる所がある見込み。 　沖縄で予想される波の高さ（うねりを伴う） 　　30日（水）　7メートル 　　31日（木）　9メートル 　その後も、11月1日（金）ごろにかけて、大しけとなるおそれがある。

［風の予想］

風の強さと吹き方

　沖縄は、30日（水）～31日（木）は非常に強い風が吹く所がある見込み。 　沖縄で予想される最大瞬間風速 　　30日（水）　30メートル 　　31日（木）　35メートル 　 　その後も、11月1日（金）ごろにかけて、風が非常に強く吹くおそれがある。

31日(木)午前9時の雨と風の予想

　沖縄は高波に厳重に警戒すると共に、暴風にも警戒が必要だ。台風の進路等によっては、11月1日（金）ごろにかけて、警報級の大雨や高潮となるおそれがある。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要で、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。