ワンちゃんも温活ウエアで暖かな冬を…遠赤外線放出の人工鉱石使って血行促進、老犬飼育の社員の声がきっかけ、温熱治療器など製造販売の企業が開発
寒さも厳しくなってきましたが、対策が必要なのは、人間だけではないようです。 安曇野市の企業が手掛けるのは、ペットのためのあったかグッズです。 【写真を見る】ワンちゃんも温活ウエアで暖かな冬を…遠赤外線放出の人工鉱石使って血行促進、老犬飼育の社員の声がきっかけ、温熱治療器など製造販売の企業が開発 日に日に寒さが増す、この季節…。 少しでも暖かく、冬を乗り切りたい! そんな願いは、何も人間だけのものではありません。 安曇野市で医療用機器などの製造を手掛ける「遠赤技研(えんせきぎけん)」が、この冬に向け開発したのが…。 遠赤技研 伊藤恭彦社長: 「こちらが今回開発した“ぬくぬくウエア”で、寒がりなワンちゃんや冷えで体調を崩すワンちゃんに着てほしいなと」 ペット用の、“温活(おんかつ)ウエア”です。 ただ、寒さ対策にしては生地がやや薄いようにも見えますが…? 伊藤社長: 「人向けの健康ウエアとかサポーターとかそういったものに使われていた特殊な生地」 この生地こそが、“ぬくぬく”の秘密! 表面に、遠赤外線を放出するテラヘルツという人工鉱石をプリント加工してあり、着用すると遠赤外線によって血行が促進され温まるといいます。 社員の中井さんの愛犬・メイちゃんに実際に着てもらうと… 「ワン!」 ポリエステルとポリウレタンを混ぜた生地は、ストレッチ性があって動きやすく、背中側にあるマジックテープでとめるので着脱も簡単です。 袖ありと袖なしのタイプがあり、サイズは3種類。 1着およそ1万円で、11月から行っているクラウドファンディングサイトでの先行販売では、すでに100着以上の注文が入っているといいます。 こだわりは… 伊藤社長: 「ストレッチ性があるだけに裁断とか縫製が非常に難しくて、一つ一つ手作業で型を取って裁断して、手作りで縫っています」 高齢の犬を飼っていた社員の声から誕生したという、この「ぬくぬくウエア」。 皮下脂肪の少ない小型犬や子犬、老犬は、寒さから体調を崩しがちで対策が欠かせません。 他にも、遠赤外線の加工をしたクッションカバーやマット、腹巻なども、自社のサイトで販売しています。 遠赤技研 伊藤恭彦社長: 「家族であるペットのワンちゃんとか、ネコちゃんにも健康で長生きしてほしいというそんな思いに応えたいなと」 あったかグッズも活用しながら人間もペットも体調管理が欠かせない季節と言えそうです。
信越放送
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