節目の40歳に!加藤ローサさん(39)「これからは自分の好きなことします」|STORY
鮮烈のデビューから、人気絶頂のタイミングで結婚、渡仏。出産と子育てを経てなおも輝きを放つ加藤ローサさん。子育てに全力を注いだ30代を経て、来年40歳を迎えるタイミングに強い思いを抱いているそう。息子さんたちとの楽しいエピソードも必見です! ▶︎加藤ローサさん(39)ずっと変わらない!自然体な魅力【特別カット集】
加藤ローサさん
【profile】女優・モデル・タレント。1985年生まれ。16歳でモデルデビュー後、『ゼクシィ』CMで披露したウエディングドレス姿で大ブレイク。現在はタレント、女優としても活躍。プライベートでは13歳と11歳の男の子のママ。夫は元日本代表の松井大輔氏
引っ込み思案な幼少期、転機は“志村けんさんのお嫁さん”!
母と2人、イタリアから日本に来て、鹿児島の祖父宅に最初の頃はお世話になっていました。日本語も日本の生活も全くわからない中、ぽんっと幼稚園に放り込まれ、「自己紹介してね」と幼稚園の先生から促された時の、あの、なんとも言えない焦りや恥ずかしさ、今でもまざまざと蘇ります。それから中学生くらいまで目立たず地味に、どちらかというと引っ込み思案な子だったと思います。転機は高校1年生。長崎ハウステンボスのイベントで『志村けんさんの結婚相手』に選ばれ、全国のワイドショーでも話題になったことがきっかけで東京の事務所から声がかかりました。
ゼクシィガールに選ばれたことで人生が変わった
毎週学校帰りに1人で空港に、飛行機で東京に行ってオーディションの日々が続き、ストリート系の雑誌など露出が増えていく中で、またもや私の運命を動かすものが。高校3年生のときにゼクシィのイメージモデルに選ばれたことです。世界がガラッと変わりましたね。事務所も大慌て!映画やらドラマやら、一気に仕事が増えて、心の準備も何も準備ができないままに都内に住むことにもなりました。流されるって表現がぴったりだったかもしれません。鹿児島の片田舎にいて、芸能界なんて身近になかったのに…運が良かったんですよね。
最近思うこと、私何したいんだっけ?
仕事に忙殺された10代後半から20代。そして、縁があって26歳で結婚・出産を経て、30代は子育てでいっぱいいっぱい…。最近思うんです、“私って、何したいんだっけ?”と。子どもたちは成長して自分たちの世界を持ち始めていて、長男は部活や勉強や…今日も友達とサンリオピューロランド行ったり。私なんか、もう本当に必要なくなっちゃってきたな…ということを実感するのですけれど、じゃあ私は?と自問自答すると、自分がどうしたいのかわからない。昔はあんなにやりたいことで溢れていたのに、もう元のポジションなんて残されているはずもないし…と思うと、足元がおぼつかないような気持ちに。それとともに体調も、やる気のある日とない日のアップダウンが激しいんですよね。ホルモンバランスもあるのかもしれませんが、1ヵ月の中でまあまあ調子いいのって1週間くらい?子どものために…とがんばってきたから、心もほうカラダも、自分のほうに目を向けられてなくて、ずっと不調を抱えているみたいな感じが続いちゃってたんだと思います。