「福男選び」が岐阜県中津川市でも 来月10日に初開催へ
商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社、西宮神社(兵庫県西宮市)の伝統神事「福男選び」が、中津川市の中津川西宮神社でも来年1月10日に初めて行われる。
同神社では以前から福男選び開催の声が氏子らからあったが、運営面が困難で実現できなかった。今回、総本社から1895年(明治28年)に分社されて130周年の記念として、「十日えびす大祭」に合わせて特別開催することになった。地元商店街や市体育協会などの協力を受け、実行委員会が主催する。 当日は午前4時、太鼓の合図で中山道歴史資料館前をスタートし、神社前までの一般道約400メートルを駆け抜ける。1~3番の人には、総本社で二番福の人に渡す「えびす像」が贈られる。
参加者の募集はすでに締め切った。実行委は「初企画を契機に、大勢の人が訪れる『十日えびす大祭』を盛り上げ、さらに将来へつなげたい」としている。