入団会見に臨んだオイシックス笠原（右）。左は橋上監督

　オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブが20日、新入団の笠原祥太郎投手（29）の入団会見を新潟市内のハードオフ新潟で行った。 　新潟市秋葉区出身の左腕。緊張した面持ちで会見に登場した笠原は「入団させていただけること、本当に地元でもあるのでうれしく思います」とあいさつ。小学生のときに設立された同球団でのプレーを夢に見ていたと言い、「体が元気で、野球がやれているうちは（新潟で）やりたいなと思っていたので、今回はお話をいただけて本当にうれしい」と地元愛をにじませた。 　また、橋上秀樹監督は今週末に行われる楽天とのホーム3連戦の2戦目（22日、長岡市悠久山球場）で先発を明言。笠原は「地元新潟で投げられるということで、その姿を新潟の方々に見てもらえるようにしっかり投げたい」と意気込んだ。 　◆笠原祥太郎（かさはら・しょうたろう）1995年（平7）3月17日生まれ、新潟県出身。新津－新潟医療福祉大を経て16年4位で中日入団。17年9月18日巨人戦でプロ初勝利。18年には日米野球で日本代表に選出。19年DeNA戦で開幕投手。22年の第1回現役ドラフトでDeNAに移籍。23年に戦力外を受け、24年からは台湾プロ野球の台鋼ホークスに入団し、同年6月に支配下登録抹消で退団した。NPB通算56試合登板11勝15敗、防御率4・44。178センチ、85キロ。左投げ左打ち。背番号47。