宮城県が「週休3日制」導入へ 26年度開始、県庁の全正規職員
宮城県は29日、県庁の全正規職員を対象に「選択的週休3日制」を導入すると明らかにした。現在は介護や育児などの事情がある職員が対象だが、制度を拡充する。職員のワークライフバランスを重視し、離職を防止するのが狙い。2026年度から始める予定。 県によると、1週間のうち出勤する4日間の勤務時間を約2時間延長し、残り1日を休日とする。給与水準は週休2日の職員と変わらない。 県は、自己都合などで離職した職員を再雇用する制度の創設も検討している。