【JFL第23節】“J3ライセンス交付”滋賀&V大分が意地の勝利 東京勢どうしの残留争い直接対決はドロー決着
5日、日本フットボールリーグ(JFL)第23節の3試合が各地で行われた。 ◇滋賀 3-2 Honda 「2025シーズンJ3クラブライセンス」保有の4位・レイラック滋賀が、ホームで3位・Honda FCとの勝ち点「1」差直接対決で逆転勝ち。 2度のビハインドを追いついて迎えた82分、途中出場のFW三宅海斗が、2-2とする同点弾を決めたMFロメロ・フランクのオーバーヘッド蹴り損ねに詰めて逆転。このまま逃げ切った。 滋賀は“レイラック”に改称後初となるHonda戦勝利。これで順位を逆転し、3位に浮上した。 焦点は、他力とはなるが、2位・栃木シティを最終的に逆転できるか否か。明日の「首位高知vs2位栃木C」で高知が勝てば、滋賀と栃木Cの勝ち点差は「6」に縮まる。 ◇マルヤス 0-1 V大分 首位高知撃破から4試合未勝利…前節滋賀に0-3完敗で8位まで後退したヴェルスパ大分だが、今節は敵地でFCマルヤス岡崎から意地の勝利。 32分、エースFW今村優介が右からのクロスに豪快なヘディング弾を叩き込み、この1点で勝ち点3。これにより、暫定ながらも5位とし、2位栃木Cとは勝ち点「8」差となっている。 ◇新宿 1-1 武蔵野 15位・クリアソン新宿vs14位・横河武蔵野FCという、東京勢どうしの残留争い直接対決は、1-1のドロー決着で勝ち点1を分け合う形に。 ここ最近急速に守備が安定してきた新宿は13分、痛恨の先制被弾も、35分にゲーム主将DF米原祐のヘディング弾で同点に。ただ、勝ち越しならずでドロー決着だ。 前節11試合ぶりに勝ち点3を掴んだ武蔵野としては、リードを保てば新宿との勝ち点差を「4」に広げるチャンスだったが、得点シーン以外は決め手を欠いた。 ともあれ両者とも最低限の戦果を得た格好だ。 ◆第23節 ▽10月5日(土) レイラック滋賀 3-2 Honda FC FCマルヤス岡崎 0-1 ヴェルスパ大分 クリアソン新宿 1-1 横河武蔵野FC ▽10月6日(日) [13:00] 高知ユナイテッドSC vs 栃木シティ ラインメール青森 vs ブリオベッカ浦安 沖縄SV vs ヴィアティン三重 FCティアモ枚方 vs ソニー仙台FC ミネベアミツミFC vs アトレチコ鈴鹿 ◆暫定順位表 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +18 2位 栃木シティ | 勝ち点44 | +16 3位 レイラック滋賀 | 勝ち点38 | +16 4位 Honda FC | 勝ち点36 | +8 5位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点36 | ±0 6位 ヴィアティン三重 | 勝ち点34 | +2 7位 ラインメール青森 | 勝ち点33 | +7 8位 沖縄SV | 勝ち点33 | +6 9位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点30 | +2 10位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点29 | +2 11位 FCティアモ枚方 | 勝ち点29 | -3 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点23 | -7 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点23 | -8 14位 横河武蔵野FC | 勝ち点19 | -18 15位 クリアソン新宿 | 勝ち点18 | -22 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点16 | -19
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