大相撲 豊昇龍が名誉挽回の1勝 前日に審判から注意も一気の押し出し 大の里は全勝キープ 琴桜は2敗目
「大相撲秋場所・7日目」(14日、両国国技館) 豊昇龍が一気の電車道で正代を押し出しで破り3勝4敗とした。 気合みなぎる表情で土俵に上がった豊昇龍。立ち会いから激しくぶつかると、ひるんだ正代を一気に土俵外まで押し出した。 前日は取組後の礼を合わせず引き揚げようとしたところを九重審判長(元大関千代大海)から引き留められ、やり直し。同審判長は「気持ちは分かるけど、結びの一番なので礼をして土俵を降りないと」と苦言を呈した。豊昇龍は「礼を合わせたと思ったけれど」と釈明していた中、名誉挽回の白星となった。 大関取りを目指す大の里は全勝をキープ。大関・琴桜は2敗目となった。