「複合災害」対策検討会設置 発生頻度の高まり懸念…備え強化へ 国交省
日テレNEWS NNN
「大地震」と「大雨」など、災害が相次いで発生する「複合災害」。国交省は今後、発生の頻度が高まるとして備えを強化します。 去年、元日に震度7の地震が発生した石川県の能登地方では、大地震で斜面の地盤が緩むなどし復興の途上だったところに、9月に記録的な大雨が降り被害が拡大しました。 国交省は、先におきた自然災害の影響が残った状態で次の災害が発生し、被害を拡大する「複合災害」への備えを強化するため、有識者による対策検討会を設置し、水害・土砂災害の対策を中心に検討を進めるということです。 温暖化などの影響で大雨の頻度が高まる一方で、南海トラフ地震など巨大地震への懸念が高まっていて、国交省は「複合災害」の発生頻度が高まると危機感を強めています。