【長崎】冬に食べたくなる焼き芋!おいしい見分け方は?道の駅昆虫の里たびら
NCC長崎文化放送
焼き芋や大学芋など、今週末、芋尽くしのイベントが予定されるほど人気の「サツマイモ」。品種やアレンジ料理も増える中、おいしいサツマイモの選び方を聞いてきました。 【写真】冬に食べたくなる焼き芋!おいしい見分け方は?道の駅昆虫の里たびら
肌寒い日についつい食べたくなるアッツアツの焼き芋。近年ではスーパーでも様々な品種が販売されていますが…。 訪れたのは平戸市田平町の「道の駅昆虫の里たびら」。売り場をのぞいてみると…。 中嶋航大記者: 「ありましたサツマイモ。すごいです。品種ごとに様々なサツマイモ。ズラッと一列、たくさん並んでいます」 所狭しと並べられた、芋!芋!芋!その数なんと16種類。「道の駅昆虫の里たびら」によると取り扱う品種の数は県内で最も多いそうです。 福岡から: 「すごいですねたくさんありすぎてわからない。」 地元の人: 「芋の種類も増えているびっくりする」 一体なぜ、こんなに多くのサツマイモを販売しているんでしょうか。 道の駅昆虫の里たびら・中村憲吾理事長(55): 「田平まちづくり協議会と県北振興局の農林課の指導の下で町おこしをしようということで農家の方にお願いをして数を増やしていきました」 サツマイモを平戸市田平町の名物に。5年前、取り扱う品種は2種類だけでしたが、年々増加。今年は20種類を販売します。取り扱う品種が増えたことでサツマイモの売上額も増加。2019年度は、約72万円でしたが、昨年度は1.8倍の約130万円。今年度はすでに昨年度の売り上げを超えていて、さらなる販売数を見込んでいます。 気になるのは、焼き芋に適したおいしいサツマイモの見分け方。産地や熟成期間によっても異なるそうですが、自身も複数種類のサツマイモを生産する中村理事長に教えてもらいました。 道の駅昆虫の里たびら・中村憲吾理事長(55): 「ふっくらとして持った時にずっしりくる見た目よりもずっしりくる芋はおいしいです。中に水分がいっぱい入っていますし中が乾燥していないということですよね」 サツマイモの端の切り口に蜜が出ているかもポイント。また、表面にくぼみがないほうが、繊維が少なく、食べやすいそうです。さらに、品種によって食感は異なります。 道の駅昆虫の里たびら・中村憲吾理事長(55): 「あっさり系から濃厚系。ホクホク系からねっとり系。大体この4パターンがあるのでどの辺にあたるかで変わってきますね。これは『林作蜜芋』」 Q.林作蜜芋…初めて聞きました 「私も知りませんでした。とろーり甘い感じですねもうちょっと時期が経っていくともっと甘くなっていく。あとお菓子作りとかする場合は紫芋を使う人も多いですね。彩りも良いですから。『ふくむらさき』これは紫芋ですけれどもその中でも甘い。すごく甘いです」 こちらが焼き芋にした『ふくむらさき』そのお味は…? 中嶋航大記者: 「いただきます。ん~!甘い!紫芋でこんなに甘い芋初めて食べました。ほぼスイートポテトを食べているような甘さです。ん~…甘い…」 「道の駅昆虫の里たびら」では24日午前10時から、「道の駅まつり」を開催します。様々な品種のサツマイモのほか、食べ比べができる焼きたての焼き芋や大学芋、干し芋を販売します。 道の駅昆虫の里たびら・中村憲吾理事長(55): 「段々、寒くなればなるほど芋はおいしくなっていきますのでみなさんどうかお越しください」
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