金の価格、爆上がり中!10年保有で2.7倍、20年保有で7.9倍…金地金、宝飾品、アンティークコイン、ETF!いろいろあるゴールドの買い方
金融商品としても金は買える
金は金融商品としての側面も持つ金属です。金融商品として金を見る場合、ETFや投資信託で金は購入可能です。 国内には以下の金ETFが上場しています。 ・SPDRゴールド・シェア(1326) ・NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信(1328) ・純金上場信託(現物国内保管型)(1540) ・WisdomTree 金上場投資信託(1672) 更に金に投資する投資信託も複数存在するため、金は金融商品としての投資も有力な選択肢です。
先物やCFDは長期投資には向かないが取引は可能
金は先物取引やCFDでも取引できます。しかし先物取引は期限のある取引です(先物取引は特定期日に商品を受け渡す取引)。またCFDは先物取引の活用により、定期的なコストが発生するため長期投資には向きません。 金への投資は、長期投資による値上がり益を目的とすることがほとんどであり、短期取引となる先物やCFDによる金の投資は避けるべきでしょう。
金投資は少額で始められるためお試しの投資が可能
金に投資する、というと、金の延べ棒に投資する=莫大な資金が必要、というイメージもあります。しかし、5gなど数万円からでも金の現物投資はでき、ETFや投資信託なら金融商品として数千円から投資が可能です。 金の現物投資は人間の所有欲を満たします。よって金の現物投資は、長期投資を行いやすい、という意外なメリットがあります。売却時の手数料や税金など、金の現物投資はETFなどに比べると様々なコストがかかります。しかし金そのものの所有による満足感は、金融商品にはないメリットと言えるでしょう。 直近10年でも大きく価格が上昇している金ですが、金は価格上昇が保証されている訳ではありません。それでも金投資に魅力を感じるなら、まずはETFや現物の少額投資から始めてはいかがでしょうか。
石井僚一