10年前に購入したエアコンを使用しています。最新型の方が「節約」になると聞いたのですが本当ですか?
最新型に買い替える方が得か?10年前のエアコンを使い続けるべきか?
電気代の節約を考える上で、省エネ性能が向上している最新のエアコンに買い替えるべきか悩む人も多いでしょう。 ここで注意したいのは、最新機種だからといって、必ずしも10年前のエアコンよりも省エネ性能が優れているとは限りません。メーカーごとに複数のモデルがあり、同じメーカーでも下位モデルと上位モデルでは、省エネ性能に大きな差があります。 具体的には、ダイキンのスタンダードモデル「Eシリーズ」と、最上位モデル「Rシリーズ(うるさらX)」では、年間電気代が3321円も差があります。
また、10年前のエアコンでも最新モデルと同等の省エネ性能を持つものがあります。たとえば、2014年に発売された日立の「白くまくん」や富士通ゼネラルの「ノクリア」Zシリーズは、現在の最新モデルに匹敵するほどの高い省エネ性能を実現しています。
現在使用中のエアコンの省エネ性能を確認して、最新モデルと比較してみましょう。省エネ性能を調べる方法としては、メーカーのWebサイトで確認するか、「価格.com」でエアコンの型番を入力し「製品情報」を参照すると、詳細なデータを確認できます。
まとめ
エアコンの耐用年数は、使用開始から10年程度と言われており、この期間を過ぎると故障が増える可能性が高くなります。冷暖房の利きが悪くなり、気づかないうちに電気代が高くなっていることがあるため、注意しましょう。 また、エアコンは突然故障することが多く、特に夏場は高温の影響で室外機が壊れやすくなるため、修理や買い替えが集中します。販売店や業者の予約が取れず、使用できるまでに数週間かかることもあるため、買い替えを検討する際は早めの行動を心がけましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部