錦織圭の勝ち上がりに追い風...世界5位メドベージェフらシード勢が敗退<男子テニス>
ナショナル・バンク・オープン
男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は日本時間9日(現地8日)、シングルス2回戦が行われ、第3シードのD・メドベージェフ、第12シードのU・アンベール(フランス)、第16シードのK・ハチャノフが敗戦。プロテクトランキング(負傷などで長期離脱した選手の救済措置)で出場している世界ランク576位の錦織圭の山のシード勢が続々と姿を消した。 【錦織 圭、シナーらナショナルバンクOP組合せ】 前週のパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)では3回戦で敗れた世界ランク5位のメドベージェフは今大会に第3シードとして出場。上位8シードは1回戦免除のため2回戦が初戦となるも世界ランク42位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)に4-6, 6-1, 2-6のフルセットで敗れ、初戦敗退となった。 さらに第8シードとして出場した世界ランク11位のS・チチパス(ギリシャ)を錦織が6-4, 6-4のストレートで撃破。完勝で2016年以来8年ぶり4度目のベスト16進出を果たした。 また、世界ランク43位のN・ボルジェス(ポルトガル)が第12シードのアンベールに3-6, 7-6 (7-2), 7-6 (7-4)の逆転で、同46位のM・アルナルディ(イタリア)が第16シードのハチャノフを7-5, 7-5のストレートで勝利した。 これにより3回戦の対戦カードは錦織vsボルジェス、ダビドビッチ フォキナvsアルナルディに決定。この試合の勝者が準々決勝で顔を合わせることとなる。 その他では第1シードのJ・シナー(イタリア)、第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第5シードのA・ルブレフ、第6シードのC・ルード(ノルウェー)、第7シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)らが16強に駒を進めている。
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