旅行割、便乗値上げ監視 北陸、観光庁「厳正対処」
観光庁は5日の衆院予算委員会で、能登半島地震の被災地の観光支援「北陸応援割」を巡り、割引相当分をあらかじめ旅行代金に不当に上乗せする「便乗値上げ」を監視する方針を示した。新潟、富山、石川、福井の被災4県に、高額な価格設定が明らかな場合は報告を求め、登録抹消を含め「厳正に対処する」とした。 応援割は、宿泊の場合1人1泊につき2万円を上限に補助する内容。3月16日の北陸新幹線金沢―敦賀(福井県敦賀市)の延伸開業の機会も捉え「3月、4月を念頭に実施する」と述べた。