敗退危機の韓国、泣きっ面にハチか…若き強打者キム・ドヨンが負傷交代、韓国メディアも速報【プレミア12】
◇16日 「ラグザス presents 第3回 プレミア12」1次リーグB組 韓国―ドミニカ共和国(台湾・天母) ◆プレミア12、各国のチアリーダー【写真】 1次リーグ敗退の危機にひんする韓国にアクシデントが襲った。「3番・三塁」で出場した韓国の若き主砲キム・ドヨン(21)=KIA=が6回の守備で途中交代。韓国メディアの「OSEN」は「スーパースターのキム・ドヨン、股関節の痛みを訴え6回に交代」との見出しで速報した。 キムは0―5でリードされていた6回2死二塁の場面で二塁走者が三盗を試み、捕手からの送球を受けて走者にタッチする際に負傷し、交代した。報道ではKBO関係者の話として「キム・ドヨンが左股関節に痛みを感じて交代した」と伝えた。4試合連続で「3番・三塁」で出場した打撃では1回の第1打席、4回の第2打席ともに左飛に打ち取られていた。 韓国は2015年の第1回大会で優勝し、19年の第2回大会では準優勝だった韓国は今大会、初戦の台湾戦で敗れると、続くキューバ戦では勝ったものの、前日の日本戦で敗れたことで1勝2敗。この日も負ければ6チーム中上位2チームが進出できる2次リーグ出場が絶望的な状況となっている。 キムは今季打率.347、38本塁打、109打点、40盗塁。韓国球界史上最年少で3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリーを達成。今大会も第2戦のキューバ戦で満塁本塁打を記録するなど、欠かせない存在となっていた。 試合は7回を終わって、韓国が4―6とリードを許している。
中日スポーツ