指揮官と衝突してフリーとなった元ブラジル代表DFマルセロがラ・リーガに復帰!? 獲得する可能性のある2つのクラブとは?
フルミネンセとの契約を解消し、現在フリーとなっている元ブラジル代表DFマルセロが、ラ・リーガに復帰する可能性が浮上しているようだ。スペインメディア『fichajes.net』が、現地時間13日に報じている。36歳のマルセロの今後の動向に関心が集まっている。 フルミネンセの下部組織出身のマルセロは、2005年にトップチームデビュー。2007年冬にレアル・マドリードへの移籍を果たすと、公式戦通算546試合に出場し、6度のラ・リーガ制覇や5度のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)優勝に貢献した。16シーズン過ごしたマドリーを離れた攻撃的左SBは、2022年9月にオリンピアコスへの移籍を経て、2023年2月に古巣のフルミネンセへ復帰すると、クラブ史上初となるCONMEBOL(コパ)リベルタドーレスのタイトル獲得に貢献した。 しかし、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA第32節のグレミオ戦で指揮官と衝突した。問題が起こったのは90分。ベンチスタートだったマルセロが交代の準備が整い、ピッチサイドに立ったものの、投入直前に指揮官は、ベンチに戻るよう指示。急遽、マルセロの出番はなくなった。試合後、マノ・メネーゼス監督が「気に入らないことを聞いた」と会見で発言し、関係性の悪化が表面化した。そして翌日の2日、クラブは双方合意の上、契約解除に至り、退団することを発表していた。 同メディアは、突然フリーとなったマルセロに「CDレガネスとビジャレアルCFというラ・リーガの2チームのターゲットとなっている」と報じた。その理由について「レガネスは、エンリク・フランケサが負傷によりチームを離れ、左SBの確保ができずに困難な状況だ。その位置でプレーできるのは、ハビ・エルナンデスだけである」と指摘。一方のビジャレアルは「ヨーロッパの大会の出場権を争うシーズン終盤において、深みと経験を与えてくれる選手としてマルセロを考慮する可能性がある」と予想している。
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