マカオ司法警察局がネットカフェなど対象の防犯パトロール実施…詐欺事件で手配中の男1人発見
目下、マカオ司法警察局では、マカオの治安環境の保護と維持、カジノ関連犯罪の抑止と取り締まり、市民と旅客の人身と財産の安全確保を目的とし、マカオ警察総局による指揮の下、広東省及び香港の警察当局と合同で大規模作戦「落雷2024」を展開している。 同局が7月11日に発表した内容によれば、10日午後6時から11日午前0時までの間、捜査員25人を動員し、マカオ半島の中区及び北区に所在する多くのインターネットカフェとビリヤード場を対象とした防犯パトロールを実施したとのこと。 今回のパトロールでは94人(男79人、女15人)が調査対象となり、1軒のインターネットカフェで疑わしい人物が2人見つかったことから、身柄を警察署へ移送して詳しい調査を行ったところ、このうち1人が詐欺事件に関与していた履歴があり、裁判所が手配中の人物であることが判明。同局の組織犯罪捜査処がフォローアップを進めることになったという。 同局では、今後もマカオの治安情勢を注視しながら、各種犯罪行為に対する厳格な抑止策及び法執行を講じ、マカオの良好で安定した社会治安の維持に取り組んでいくとした。 このところ治安警察局、司法警察局が落雷作戦による連日市内各所での取り締まりを強化実施しており、ほぼ毎日なんらかの違法・違反行為が摘発されている状況。