【江戸川ボート 秋川渓谷C・スポニチ杯】11R準優勝戦 島村隆幸が的確ターンで押し切る
江戸川ボートの「秋川渓谷カップ・第49回スポーツニッポン杯」は11、12Rで準優勝戦が行われる。 予選2位通過の島村隆幸は中堅級の機力だが先行力を信頼。準優11Rを押し切って優出一番乗りを果たす。一方、トップ通過は高田明。行き足系統は万全。同12Rを圧逃して、優勝戦絶好枠をつかむ。 【11R】快速・関根も差しから好勝負 機力中堅でも、島村が的確ターンで押し切る。松尾が握って、快速の関根も差しから好勝負に持ち込める。赤坂は自在に。 <1>島村隆幸 しっかりカカるし回り足は悪くないがスリット付近が弱い。スタートも分かっていない。 <2>関根彰人 ターン回りがいい。回って勝手に進んでくれた。伸びは普通。 <3>松尾祭 バランスが取れて中堅上位。チルトマイナスの分、グリップする。 <4>赤坂俊輔 回転の上がりが悪い。伸びに振るとターン回りがひどいので、修正した今の状態でいく。 <5>酒見峻介 伸び中心にいい。準優はもう少し伸びに寄せて思い切っていく。 <6>柏野幸二 ベストな状態を目指して調整する。 【12R】高田明が一気に決着 予選トップ通過の高田明は行き足が強力。パワー逃げ一気の決着だ。桑原はカド柔軟に運んで。黒柳、堤も小差の連争いだ。 <1>高田明 足のバランスで見たら上位だと思う。行き足、伸びに振っているが、回り足も悪くはない。 <2>黒柳浩孝 全体に少しずついい。チルト2度で思ったよりターンもいい。 <3>堤啓輔 回った後の押し感がいい。直線も中堅上位くらいはあると思う。 <4>桑原将光 パンチはなくなってきたが、足はバランスが取れていい。 <5>竹田和哉 足は普通。乗れる感じはある。安定板がない方が体感はいい。 <6>松田隆司 展示ほど本番は行かれなかったし、ターンした感じも上向いた。