判定に不服 ボール跡を撮影しSNSで公開、敗退のムナル抗議<男子テニス>
コルドバ・オープン
男子テニスのコルドバ・オープン(アルゼンチン/コルドバ、レッド クレー、ATP250)は9日にシングルス準々決勝が行われ、世界ランク74位のJ・ムナル(スペイン)は予選勝者で同207位のF・バグニス(アルゼンチン)に5-7, 4-6のストレートで敗れベスト4進出を逃した。この試合のマッチポイントでムナルは判定に不服を示した。 【動画】マッチポイントの実際の映像と、ムナルが投稿したボールマークの実際の写真 26歳のムナルが同大会に出場するのは2年ぶり5度目。最高成績は2019年の8強となっていた。 今大会は1回戦で同78位のD・ガラン(コロンビア)、2回戦で第1シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)を破り、同大会2度目の8強入りを決めた。 迎えた準々決勝、ムナルはリターンゲームで3度のブレークを果たすも、バグニスにこれを上回る5度のブレークを奪われ、2時間24分でストレート負け。4強入りとはならなかった。 この試合のマッチポイントの場面、ムナルが放ったバックハンドがアウトと判定され試合が終了したが、ムナルはこの判定に納得がいかず抗議。主審に詰め寄るも判定は変わらず、ムナルは敗退となった。 ムナルは試合後にスマートフォンでボールマークを撮影し、その後自身のインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)にこの写真を投稿。自分のショットがバックハンドのフラットクロスショットであったと補足を添え、ユーザーに公開した。 一方、勝利したバグニスは準決勝で同93位のF・コリア(アルゼンチン)と対戦する。コリアは準々決勝で第3シードのT・M・エチェベリー(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
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