インフル“過去最多”──薬は足りる?一部「ジェネリック」が供給停止に 「粉薬しか」…子どもの薬は?【#みんなのギモン】
■子どものインフルエンザ治療薬は?
桐谷キャスター 「こういった薬は全部子どもも飲めるものなんですか?」 菅原解説委員 「そこは注意した方がよく、粉薬を溶かして飲む方法でないとダメな年齢の子どももいますよね。現在は先発のタミフルと、沢井製薬のジェネリック『オセルタミビル』のドライシロップの2種類しかありません」 「都内のクリニックの医師に聞きました。小学3年生から上くらいで口から吸い込む吸入薬を上手に使える場合はリレンザやイナビルを、錠剤も飲めるならゾフルーザを処方するなど使い分けることで、『粉薬を使う子どもの薬が不足しないようにする』と言います」 鈴江アナウンサー 「私の子どもも粉薬しか飲めません。こうやってやりくりしてもらえているというのは、大変ありがたいですね。特に受験を控えているお子さんなどは不安になっていると思いますが、まだ薬は大丈夫ということで、(受験勉強に)集中してもらえたらなと思いました」 菅原解説委員 「厚労省は8日、タミフルやタミフルのジェネリック医薬品について、過剰発注しないよう医療機関などに通知を出しました」 「今のところそこまで恐れなくてもよさそうではありますが、私たち患者側も多めに処方してもらうなどは控えた方がいいかもしれません。そして、感染対策もしっかりしていきたいですね」 (2025年1月9日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
【みんなのギモン】 身の回りの「怒り」や「ギモン」「不正」や「不祥事」。寄せられた情報などをもとに、日本テレビ報道局が「みんなのギモン」に応えるべく調査・取材してお伝えします。(日テレ調査報道プロジェクト)