ラトビア出身の長身シューター、ダービス・ベルターンスがウォリアーズとワークアウトへ
NBA史上最高のシューター、ステフィン・カリーを擁するゴールデンステイト・ウォリアーズは、今夏6チーム間の大型サイン&トレードで“スプラッシュ・ブラザーズ”の一角クレイ・トンプソンがダラス・マーベリックスへ移籍した。 だがこの大型トレードで、ウォリアーズはカイル・アンダーソン、バディ・ヒールドの獲得に成功。NBAキャリア10年を誇る30歳のアンダーソンは、206センチ104キロのオールラウンドなフォワード。 そしてヒールドは193センチ99キロのウイングプレーヤーで、クイックリリースから繰り出す3ポイントシュートが最大の魅力の31歳。昨シーズンまでのキャリア8シーズンでレギュラーシーズン通算632試合へ出場し、平均15.5得点4.2リバウンド2.6アシストに3ポイント成功率40.0パーセントで平均3.0本を沈めてきた。 昨シーズンもインディアナ・ペイサーズとフィラデルフィア・セブンティシクサーズで計84試合へ出場し、平均25.7分12.1得点3.2リバウンド2.8アシストに3ポイント成功率38.6パーセント(平均2.6本成功)を残している。 もっとも、ウォリアーズは今シーズンに向けて“新たなシューター”をロスターへ加えるかもしれない。NBAインサイダーのマーク・スタイン記者は、9月3日(現地時間2日)にウォリアーズがダービス・ベルターンスをワークアウトへ招待し、トレーニングキャンプ契約を結ぶかもしれないと報道。 ベルターンスの代理人もインスタグラムのストーリーズでウォリアーズとキャンプ契約を締結する可能性があると投稿していることから、近日中に発表されるかもしれない。 ラトビア出身のベルターンスは、208センチ102キロのフォワード。長身から振り下ろすように繰り出す3ポイントが魅力で、レギュラーシーズン通算475試合の出場でキャリア平均7.7得点2.4リバウンドに3ポイント成功率39.6パーセント(平均1.9本成功)を誇る。 昨シーズンはオクラホマシティ・サンダーとシャーロット・ホーネッツで計43試合へ出場し、平均6.7得点1.4リバウンドに3ポイント成功率38.0パーセント(平均1.8本成功)を残すも、7月にウェイブ(保有権放棄)されていただけに、“ラトビアン・レーザー”の異名を持つベルターンスがウォリアーズ入りできるかは気になるところだ。
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