今やシティに “欠かせない”存在へと成長 重要戦力となったアルバレスがタイトルへの意気込みを語る 「すべてを再び勝ち取る」
数々のタイトルを獲得
アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスは今ではマンチェスター・シティにとって欠かせない存在へと成長した。 昨シーズンからチームに合流したアルバレスは同時期に加入したFWアーリング・ハーランドの存在もあり、2番手のCFというイメージだった。しかし、加入早々リヴァプールとのコミュニティシールドで得点を記録。実はハーランドよりも先にシティ初ゴールをマークしていたのだ。 その後は、ハーランドの交代要員となることも多かった同選手だが、昨季は全公式戦49試合に出場し17ゴール5アシストを記録。さらには12月のカタールW杯でも圧巻のプレイを見せ、優勝に大きく貢献した。 限られたチャンスの中でも着実に結果を出し、自身の価値を示してきたアルバレス。今季はMFケビン・デ・ブライネが開幕戦で怪我したこともあり、10番の役割を担い、新たな可能性を示している。ストライカーとしての得点能力はもちろん、デ・ブライネのようなFKやスルーパスも見せており、シティの攻撃の中心的な存在だ。 ハーランド不在で挑んだクラブW杯ではCFとして出場。決勝では2ゴール1アシストを記録し、チームを世界一に導いた。レアル・マドリードなど、ビッグクラブが獲得を狙うようになったアルバレスだが、シティでの生活に満足しているという。 「実を言うと、私はマンチェスター・シティにとても満足している。このクラブに1年ちょっと在籍している。我々が達成したことすべてにとても満足している」 「昨シーズン、最初の瞬間からクラブは私を大いに助けてくれた。私は選手としても人間としても大きく成長できたし、クラブにいれて幸せだ。そして当然人は夢を見続け、より多くのタイトルを獲得したいと思い続ける。今、我々が目指しているのはすべてを再び勝ち取ることだ」(英『Manchester Evening News』) 今季はここまで公式戦26試合で10ゴール9アシストを記録しているアルバレス。すでにその存在はペップ・シティに欠かせないものとなっている。プレミアでは苦戦している今季のシティだが、再びタイトルを獲得するにはアルバレスの活躍は必要不可欠だ。
構成/ザ・ワールド編集部