チェルシーがマレスカ新監督就任を発表 レスター・シティをプレミア昇格に導くも移籍
イタリア人指揮官に
イングランド・プレミアリーグのチェルシーFCは6月3日、新監督にエンツォ・マレスカが就任することを正式に発表した。契約期間は7月1日からの5年間で1年の延長オプションがあるという。 チェルシーは公式サイトで共同スポーツディレクターを務めるローレンス・スチュワート氏とポール・ウィンスタンリー氏のコメントを掲載した。 「エンツォをチェルシーに迎えることをうれしく思います。エキサイティングで個性的なスタイルで結果を残してきた優秀な指導者です。就任に向けた協議でエンツォに感銘を受けました。志と仕事に対する姿勢は、このクラブと合致しています。一緒に仕事ができることが楽しみです」 マレスカ新監督は「世界のビッグクラブの 1 つであるチェルシー加入は、どんなコーチにとっても夢。この機会にとても興奮しています。クラブの輝かしい伝統を引き継ぎ、才能ある選手やスタッフとともに、ファンが誇らしいと思うようなチームを作ります」と述べた。 マレスカ新監督はイタリア出身で、イングランドやスペインでもプレイ経験がある。指導者としてはマンチェスター・シティのアシスタントコーチを務め、2023-24シーズンにはレスター・シティの監督に就任するとチャンピオンシップ優勝に導き、1年でのプレミアリーグ復帰を決めた。 マレスカ新監督が、どのようなチームを作り上げるか注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部