在日ウクライナ商議所発足へ 経済交流支援
ウクライナと日本企業の経済交流を支援するため、両国の企業・団体関係者らが中心になり在日ウクライナ商工会議所(UCCJ)が発足することが分かった。 20日に理事会の初会合を開く。事務局長に就任予定の菊地崇氏(31)が18日までに明らかにした。 ロシアによる侵攻が続き、ウクライナ経済が大きな打撃を受ける中、UCCJは同国の経済復興に寄与することを目指す。運営メンバーは、両国間の貿易に従事した経験を持つウクライナ人や研究者らで構成。在日ウクライナ大使館を主な活動拠点として、両国企業の連携や双方の市場への進出を後押ししたい考えだ。 滋賀県彦根市でウクライナ料理店を経営する菊地氏は「ウクライナは広大な農地や豊富な鉱物資源、優れたIT技術を持っている」と強調。「ウクライナ復興の道筋を日本からつくっていきたい」と語った。