【止めるのはNG!】キモはコースと距離!ペリー流落ちアユ攻略術『落ち鮎デビルスイマー』
早明浦ダムの名物ガイド・ペリー大西さんがルアマガプラスにやって来た!! 秘境釣り場?最後の楽園?流行の発信源?これを読めば、早明浦ダムの今がわかる!! 秋が本格化した早明浦ダムでは落ちアユパターンが本格化!ペリーさんの狙い方は…? 【画像】「落ちアユパターンが楽しい時期」吉野川上流の釣果
落ち鮎パターン攻略の「スイムベイト」!
早明浦ダムも朝夕はすっかり肌寒くなってきましたが、水温は20~22度で、水位も安定しております! 季節はすっかり秋の紅葉シーズン! 水の中も秋らしくなっており、吉野川上流では落ちアユパターンが楽しい時期です。 落ちアユのサイズが15~20センチクラスなので、こんなときはスイムベイトが効果的になります! 私が使用するのは、長年愛用してるデビルスイマーシリーズ(シグナル)で、とくに落ちアユの時期には7インチがマッチ・ザ・ベイト! サイズだけではなく、デットスローリトリーブでもスイミング姿勢が破綻せず、しっかり動くのも魅力的です。 風や流れを使い、岩盤の割れ目や流れのヨレ、反転流にナチュラルに入れ込む使い方をしても、しっかりアクションして狙える優れたスイムベイトで、「落ち鮎デビルスイマー」に変身します! ルアーを入れ込む際にルアー自体がバランスを崩したり、シャッドテールの動きが弱いと寸前で見きられる事が多く悔しい思いをしますが、デビルスイマー7では安定感あるスイミング姿勢なのでその心配もありません。 流れに乗せて流してもしっかりアクションしてくれるシャッドテールに、バスは戸惑いなくバイトしてくれます! エリアとしては、インサイド側のポケットや、岬などベイトが流れを嫌って身を寄せれるポイント、エリアが狙い目です! ただし、トレースコースは日によって若干変わってきます。 例えばストラクチャーに対してタイトに通すのか、1.5m離して通すかで反応は変わりますので、いろいろと試してみて下さい! そして私がもっとも気にして巻いてる、最大のキモ。 それはルアーを「追わす距離」! たとえば5~6mルアーを追わすと、まぁまぁ見切られます…。(笑) 一方で、追わす距離を2~3mぐらいにする良い感じにバイトしてくる印象です! 実はこれ、バスがルアーを見つけて突進してくるスピードが大切になってきます。 2~3mぐらいなら勢い良くルアーに突進しバイトして反転することが多いですが、5~6m追わすと、途中で突進スピードが減速し、寸前で見切られたりチェイスで終わることが多いんです。 チェイスがあったけど喰わねぇ~!って時は、少しトレースコースを変えて追わす距離を短くしてあげると、劇的に反応が変わると思います。 それから良い感じに追ってきても食わないからといってルアーを止めたらダメ! 少しずつリトリーブ速度を上げる。リーリング回転を少しずつ上げるのがポイントです! バスからルアーを逃がすイメージで使うと、アレ?と思ったバスにもう一度スイッチがてルアーに襲って来ることが多いですよ! ただし、スピードを上げた時に、スイムベイトが横倒したらだめ。その点、デビルスイマーはスピードを上げた時でも横倒れせずにスイミング姿勢を保ち、バイトに繋げてくれる、使いやすいスイムベイトだと思います!
ペリーさんのタックル
ロッド:グラディエーターアンチ GA-610MHC バルトロ リール:バンタムXG(シマノ) ライン:フロロカーボン14ポンド