奈良県教育委員会の会見

　奈良県は26日、生徒に対し不適切な行為をしたとして、県立高校の27歳の男性講師を懲戒免職処分にしたと発表しました。 　奈良県によりますと県立高校の27歳の男性講師は、ことし11月の放課後に生徒の膝の上に座ったあと、さらに自分の膝の上に生徒を座らせ、腹から胸を触ったということです。 　講師は教育委員会の聞き取りに、反省の言葉を述べているということで、きょう26日付で懲戒免職の処分を受けました。 　講師がなぜ行為に至ったのかは、被害生徒が特定されかねないとして明らかにされておらず、警察へは相談したものの、生徒の保護者が望んでいないことから被害届は出していないということです。 　また、県立ろう学校中学部の男女共生がテーマの授業で、裸や性的な言語含まれていて、16歳以上に視聴年齢が制限されている配信映画を上映したとして、38歳の教師が戒告処分を受けました。 　教師は事前に映画の予告編だけを見て、全編を確認していなかったということで、生徒の一部が体調不良を訴え発覚しました。 　すでに依願退職しています。