まさに“カオス”…ラフプレーを起因に両軍選手スタッフがピッチに乱入、神戸ACLE初勝利も後味悪く
[10.2 ACLE第2節 神戸2-1山東泰山 御崎球] ホームで今大会初勝利を挙げたヴィッセル神戸だが、後味の悪さの残るゲームになってしまった。 【写真】ミスマガジン2023、16歳グラドルのユニ姿に「最高に可愛い」「天使」「くぅー!」 FW宮代大聖とDF酒井高徳のゴールで神戸がリードして終盤に突入したゲームだが、後半アディショナルタイムに異例の事態が発生する。 時間を使おうとした神戸はFWジェアン・パトリッキがコーナーフラッグ付近でボールをキープしようとする。そこにDFガオ・ジュンイーの激しいタックルが入る。さらにガオ・ジュンイーはパトリッキに向かって言葉を浴びせると、怒ったFW大迫勇也がガオ・ジュンイーを突き飛ばすようにして猛抗議した。 ここからはまさに“カオス”。ベンチにいた両軍の選手やスタッフがピッチ内に乱入。運営スタッフが仲裁に入る異例の事態となった。この混乱の中で山東泰山のチェ・ガンヒ監督にすぐさまレッドカードが出される。さらにVARが加入してチェックが入り、ガオ・ジュンイーにはイエローカードが出された。 追加予定時間を大幅に超えてから試合は再開されたが、異様なムードの中でアブドゥルラフマン・アルジャッシム主審はしばらくして試合終了のホイッスルを吹いた。これにより試合が終わっても山東泰山のスタッフが抗議する場面がみられた。 ただ神戸としては今大会2戦目で初勝利、ホームで重要な勝ち点3を積み上げた。ただ酒井は「ACLの難しさというか、相手のリズムじゃない時に、リズムを持っていかれることを痛感した」と同点に追いつかれた場面を反省。大迫も「もう少し追加点をすぐに決めて楽に進められれば良かった」とゲーム内容を反省していた。