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（ブルームバーグ）： 韓国の半導体大手ＳＫハイニックスの７－９月（第３四半期）決算は、利益と売上高が四半期ベースで過去最高となった。米エヌビディアの人工知能（ＡＩ）開発向けプロセッサーに使われるメモリーチップに対する力強い需要を反映している。

７－９月期の営業利益は７兆300億ウォン（約7800億円）と、市場予想の６兆9000億ウォンを上回った。売上高は前年同期比94％増の17兆6000億ウォン。予想は18兆2000億ウォンだった。

ＳＫハイニックスの株価は今年に入り35％余り上昇。同社はエヌビディアのＡＩアクセラレーターを動かす最先端の広帯域メモリー（ＨＢＭ）の設計・供給で、競合するサムスン電子や米マイクロン・テクノロジーに対するリードを広げており、10－12月（第４四半期）には12層構造の「ＨＢＭ３Ｅ」をエヌビディアに供給する予定。

大企業のデータセンターで使用されるエンタープライズＳＳＤ（ソリッドステートドライブ）への旺盛な需要も収益を押し上げた。

ＳＫハイニックスはＡＩ関連ハードウエアへの支出ブームに歩調を合わせるため、今年の設備投資は当初の計画を上回る可能性が高いとしている。

原題：SK Hynix Posts Record Profit After AI Demand Powers On（抜粋）

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