「股関節痛」放置すると最悪"寝たきり"…名医が教える「股関節」の痛み・違和感を予防・改善する方法
平均10日で退院!?人工股関節手術
3Dジグリングでも痛みが治まらないほどの変形性股関節症の場合は、健康寿命の延伸の観点から人工股関節に取り換える手術を勧める場合があるそうです。 <人工股関節手術について> 現在の人工股関節の耐用年数は30年もあり、40~50代の患者も増えているそうです。手術では、骨盤を削って受け皿を入れ、次に大腿骨の頭を取り除いて器具を埋め込みます。そして骨盤の受け皿に嵌め込めば手術終了だそうです。 <平均10日で退院!?最新の人工股関節手術> これまでの人工股関節の手術は、お尻の筋肉「大殿筋」を切って股関節にアプローチする方法が主流だったそうです。一方、最新の「最小侵襲手術」は筋肉を切ることなく、スキマから股関節にアプローチするというもの。高度な技術が求められますが、手術時間は約2時間。平均10日ほどで退院出来るそうです。先生によると、患者さんへの負担が少ないので、リハビリも早くなり場合によってはスポーツに復帰する事も可能なレベルまで回復できるのだとか。最小侵襲手術は現在約40%の整形外科で行われているとの事。詳しくは病院にお問い合わせください。 <今知りたい!股関節治療の最前線> 年齢や持病などで手術に抵抗のある方にも近年治療の選択肢が増えたそうです。それが、3年前に保険適用された「股関節にヒアルロン酸を注射する」という方法。ヒアルロン酸を関節内に注射する事で股関節の動きがスムーズになり、痛みや股関節機能の改善効果が期待できるのだとか。ただし、効果を持続させるためには4週間に1度の注射が必要になるとの事。体質的に合わない人もいるそうなので、詳しくは病院にお問い合わせください。 (2024年2月25日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)
CBCテレビ