ホームランを放つ大谷翔平とドジャー・スタジアムの様子

【MLB】ドジャース 7－5 パドレス（10月5日・日本時間6日/ロサンゼルス） 　本拠ドジャー・スタジアムの観客が総立ち。球場はとてつもない雰囲気に包まれた。 【映像】打った瞬間、“一斉総立ち”の熱狂シーン 　MLBのポストシーズン（PS）は勝者がリーグ優勝決定シリーズへ駒を進めるディビジョンシリーズの最中。日本時間7日を終え、ナ・リーグはドジャースとパドレスが1勝1敗となった。ここまで2戦のハイライトは、やはりドジャースの大谷翔平投手が初戦で放った自身PS初のホームランだろう。 　第1戦に「1番・DH」で先発出場した大谷は、3点を追いかける第2打席に同点3ランを放った。打った瞬間それとわかる打球を目撃したファンは一瞬で立ち上がって、熱狂的な歓喜のリアクションを見せた。 　ドジャースの先発・山本由伸投手が初回に3点を失う立ち上がりの中、大谷は2回裏、2死一、二塁で第2打席を迎えた。一発が出れば同点というシチュエーション。大谷はカウント2－1から投じられた96.9マイル（155.9キロ）のストレートを強振する。打球は瞬く間にライトスタンドへ到達する同点3ランとなった。 　インパクトの直後、スタンドは大盛り上がり。バックネット裏の観客は、打球がスタンドインする前から拳を突き上げて続々と立ち上がり、場内は総立ち状態に。一方、ライトスタンドでは着弾した付近の観客が弾んだボールを探し、座席の下を一斉に覗き込んで“大谷のポストシーズン初ホームランボールの”争奪戦に。声援もレギュラーシーズン以上に大きく、まるで世界的なアーティストのライブ会場のようだった。歓声さえも「エグい」という表現がふさわしかった。 　その光景を目撃した中継の視聴者やSNS上のファンは「スタジアムがすごいことに！！」「本当の総立ちじゃんw」「一気に雰囲気変えたな！」「これが大谷の力よ」「バックネットのリアクションウケるw」「歓声がえぐい！！！」「MVP！！」「この観客席の熱狂、ポストシーズンでしか出せないよなあ」「観客みんなが大喜びするのを見て、こっちまで嬉しくなる！」など、球場の熱気が乗り移ったかのように興奮した様子だった。 （ABEMA『SPORTSチャンネル』）