松山英樹は出遅れ 2年ぶりのスコットランドオープン
◇米国&欧州男子ツアー共催◇ジェネシス スコットランドオープン 初日(11日)◇ザ・ルネサンスクラブ(スコットランド)◇7237yd(パー70) 【画像】松山英樹のパット練習に密着 松山英樹は次週の「全英オープン」(スコットランド・ロイヤルトゥルーン)の“前哨戦”で大きく出遅れた。開始3ホールで2ボギーが先行する展開から「71」。1オーバーの117位と2日目に巻き返しを求められる。 午後のティオフから開始の1番、ティショットを左に曲げていきなりボギー。さらに3番(パー5)では3オンで3mのバーディチャンスを作りながら、3パットボギーをたたいた。続く4番でバウンスバックを決め、6番(パー3)でティショットをピンそば2mに付けて2つ目のバーディを奪った直後、7番で再び3パットを喫してボギーにした。
2打目をグリーン左に運んだ16番(パー5)で後半唯一のバーディの後、17番(パー3)のボギーで再び後退。グリーン右サイドから2m弱に寄せたアプローチが実らなかった。最終18番も3m強のバーディパットがカップからひと筋逸れた。 メジャー最終戦を見据えて2年ぶりに大会に出場。強風で止まったボールが動きかねないコンディションに対応するため、普段プレーするPGAツアーよりもグリーンが遅く仕上げられている。パッティングに苦しんだまま18ホールを終了。ホールアウト後はすぐに練習場へ向かって30分の打ち込みを行った後、パターでボールを転がした。 首位のジャスティン・トーマスとは9打差。午前スタートの2日目に挽回を期す。