今週の天気は、前半は秋雨、後半は秋晴れの流れとなりそうです。前半は広く雨雲がかかり、能登周辺では少しの雨でも災害に注意が必要です。また、寒暖差も大きくなっています。たった一日で大幅に変化する所もありますので、服装選びなど気をつけましょう。さらに南の海上では新たな台風が発生する見込みで、今後の動きに注意が必要です。

8日(火)の天気・気温の予想

　きょう7日(月)は、秋雨前線に伴う雨雲が日本海側を中心にかかり、雨足の強まっている所があります。このあと前線は南下するため、夜にかけて太平洋側にも雨の範囲が広がってくるでしょう。日中晴れている関東でも、夜は雨雲がかかり、にわか雨がありそうです。 　あす8日(火)も全国的に曇りや雨とぐずつきますが、気温の変化にも注意が必要です。東京都心では、きょうは30℃近くまで気温が上がっていますが、あすは最高気温で20℃予想と一気に涼しくなりそうです。寒暖差が大きくなりますので、服装選びや体調管理にお気をつけください。

14日(月・祝)までの天気・気温の予想

　この先、あさって9日(水)も関東など東日本を中心に雨が降りますが、週後半になると、晴れマークが増えてきます。ただ、晴れても極端な暑さになることはなく、朝晩を中心に秋らしさを実感できそうです。特に北海道では、一桁まで冷える日もでてくるでしょう。

熱帯低気圧情報

　さらに気になるのが小笠原近海にある台風の卵、熱帯低気圧です。今後、台風まで発達する見込みで、週後半にかけて列島の東海上を北上する見通しです。今後の動きに注意が必要です。 （気象予報士・多胡安那）